施工のポイント

“つながるまち”というコンセプトのもと、ファミリーがペットと穏やかに暮らせるようエントランスから各住戸までの間に、３つの庭を計画しました。まず、この街の顔となるエントランスには、歩車分離のアーチをくぐった先でシンボルツリーが入居者を出迎える“人と家をつなぐ庭”を計画しました。隣地の施主宅へのプライバシー と採光・通風を確保するために、エバーアートボードと格子を配置しました。夜はエバーアートボードに下部から照明があたり、落ち着いた空間を演出しています。そこを抜けると、パーゴラのある庭へと続き、遊ぶ子どもを親が見守る“ママ友をつなぐ庭”があります。パーゴラに座って会話を楽しみ、入居者同士のコミュニケーションが広がります。その先には、建物に囲まれて安心して子どももペットも遊ぶことができる“人とペットをつなぐ庭”があります。ドッグランのように囲いを設けないことで、誰もが気軽に集まり、多様に過ごすことができる空間を創りました。郊外であるにも関わらず、全住戸満室で竣工を迎え、つながりのうまれる緑豊かな新しいタウンが完成しました。

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